栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い“スーパーフード”。
その中でもアーモンドは美容効果に秀でています。
それを知って食べない訳にはいきません!
でも、食べれば食べるだけ良いのか?逆に太ってしまわないのか?
効果と理想的な食べ方をぜひ知ってください!
■ ビタミンE
ふたつ前の記事でお話しした、老化防止に欠かせない「抗酸化作用」を持つビタミンE。
アーモンドは特にビタミンEが豊富な食材として知られています。
さらにアーモンドに含まれる天然型のビタミンEは、
サプリメントなどに含まれる合成型と比べ2倍の吸収力を誇ります。
つまりサプリメントで摂取するよりも、アーモンドを食す方が
少量で良質なビタミンEを摂ることができるということです。
1日に20〜24粒のアーモンドを食べると推奨摂取量を摂ることができます。
■ ビタミンB2
こちらもアーモンドには豊富に含まれるビタミンB2。
皮膚や髪、爪の健康に保つためのこちらも老化防止には欠かせません。
ビタミンB2が不足すると、ニキビや口内炎などの肌トラブルが起こります。
また貧血や倦怠感にもつながるので、日々健やかに過ごすためにも必要です。
■ 食物繊維
言わずと知れた、便通を整えてくれる食物繊維。
現代では摂取量の基準値を満たさない人がが多いと言われています。
血糖値の上昇を緩やかにし余分な糖を排出するなど、
肥満や糖尿病、高血圧の予防・改善にも効果的です。
アーモンドは、食物繊維が豊富で知られるごぼうの約2倍の量を含みます。
■ ミネラル
カリウム、カルシウム、マグネシウムや鉄分などの栄養素の総称であるミネラル。
どれもよく聞くだけに、身体の構成・機能には欠かせない栄養素です。
カリウムはむくみ解消、マグネシウムは生活習慣病の予防に効き、
カルシウムは不足すると骨粗しょう症に、
鉄分は不足すると運動能力や学習能力の低下につながります。
特に女性は生理があるため鉄分が不足しがちです。
アーモンドでおやつ感覚で摂取できるようにしましょう。
1日の推奨の量は20〜25粒です。
上記の量はカロリーに換算すると、白米おおよそ茶碗1杯分です。
良質な脂なので肥満の元である飽和脂肪酸はほとんど含まれませんが、
脂は高カロリーなので食べ過ぎには注意です。
またビタミンEは体外に排出されにくい栄養素で、
体内に蓄積されすぎると肝臓に負担をかける恐れがあります。
1日の推奨量を守っていれば、太る心配も肝臓に負担をかける恐れもなく
栄養素をしっかり摂取できるので、ご安心くださいね。
① 素焼き
やっぱり素焼きがおすすめです。
甘味料や塩分などを余計に摂取しなくて済む上に、
少し硬めの食感が満腹中枢を刺激してくれます。
② ヨーグルトに混ぜる
お腹の調子を整え、カルシウムも豊富なヨーグルトに混ぜれば
栄養たっぷりな朝食や間食になります。
他にもフルーツや蜂蜜も混ぜると、さらに栄養がプラスされます。
いかがですか?これがスーパーフードのアーモンドです。
チョコレートに包まれたアーモンドに出会う機会が多いかもしれませんが、
アーモンドだけを楽しめるとグッと栄養価が高まります。
今日から小腹が減った時のおやつはアーモンドで決まりですね!!!